【沖縄Okinawa】座間味島

投稿者: | 2018年6月11日

これまで何度も訪れている沖縄。一番の目的は慶良間ブルーでシュノーケリング。慶良間ブルーは世界でも有数の青い海。これまではツアーに参加して那覇の港から約1時間、船に揺られて慶良間まで向かっていた。でもこれではポイントに到着したときには船酔い状態。体調がすぐれない中でのシュノーケルは正直キツイ。しかもツアーは体験ダイビングがメインとなるので、水深が深いためシュノーケルが不向きなことが多く、またライフジャケットを必ず着用しなければならないことも多く多少の素潜りをしたい人には行動の制限が強い。

 

今回はツアーには参加せず、かつサンゴとウミガメが見られるシュノーケルスポットに行ける座間味島に行く。一番の目的は古座間味ビーチと阿真ビーチでシュノーケリング。

 

那覇の泊ふ頭旅客ターミナルよりフェリーで出発。

 

 

座間味島には「フェリーざまみ」(所要時間2時間:大人片道2,120円)か「高速船クィーンざまみ」(所要時間約1時間:大人片道3,140円)の2つの行き方がある。それぞれ発着時間が異なるので要注意。今回は日帰りのため、できるだけ長く座間味島に居たかったが、早朝9時発の高速船はGW中だったからか搭乗1カ月前にはすでに予約でいっぱい。ということで行きは10時発のフェリーに乗ることに。帰りはなんとか最終便である17時発の高速船が予約できた。予約方法はWEB予約と電話予約の2通りがある。WEB予約で満席でも、電話予約だと空制が残っていることもあるので、あきらめずに電話してみるよよい。

 

 

泊港には北岸と南岸に1か所ずつ乗船券発売所がある。フェリー座間味は南岸から出向する(高速船は北岸)。港に到着してすぐフェリーに乗れるということでもない。乗船申込書を記入しなければならない。そして、申込書の窓口には長蛇の列(窓口まで約10分くらい)。ここで予約時に聞いた予約番号を記入して、窓口で料金を支払うシステムである。

 

 

 

フェリーは約2時間の長旅なので、フェリー乗り場のローソンでお菓子と飲み物を購入。ローソン以外にも売店があり、手作り弁当や水着、浮き輪なども売っている。ちなみに船内にも飲み物の自販機がある。いよいよ乗船。

大きな荷物は乗船前にコンテナに預けることもできる。今回は日帰なので荷物は小さかったが、島で宿泊する場合など大きい荷物がある時は、コンテナに預けるとよさそうだ。

 

 

船内はまずまず広い。出向する頃には、座席はほぼ全て人と荷物でほぼ埋まった。

 

 

フラットスペースもあり、子連れファミリーや高齢者も楽ちん。

 

 

でも天気が良い時は、上階のデッキ方が風が当たって気持ちいい。フェリー座間味は運行中も船内を移動できる。揺れもほとんど感じず快適。

 

 

座間味島の前にまず阿嘉島に寄港。ここで半分くらいの人と荷物が下船。

 

 

ようやく座間味島に到着。帰り際にあわてなくてもいいように、下船後すぐに、事前予約しておいた復路の高速船チケットを購入。

 

 

チケット売り場で座間味島の地図をもらう。地図で見ると島内は広くて移動が大変そうに思ったが、実際に移動してみると近い。天気がよければ徒歩移動やバス・自転車移動も考慮してもよいかもしれない。まだシーズン外だからなのか、レンタルショップや宿泊施設は閉店中も多かった。自分が利用するショップ情報はかならず事前にチェックした方がよさそうだ。

 

 

下船後、ちょうどお昼時だったのでフェリー乗り場目の前の食堂でランチ。

 

 

1000円の刺身定食(限定)を注文。見た目は素朴だが刺身のクオリティにテンションが上がる。

 

 

フェリー乗り場から徒歩5分のどの「かにく」さんでバイクをレンタルしようとしたらすでに全て出はらっており、代わりに軽自動車をレンタル。予約しとけばよかった。今回は「古座間味ビーチ」と「阿真ビーチ」にいく予定なので徒歩やバスでもいける距離だが、結果的に古座間味ビーチまでは坂がきついため軽自動車をレンタルしてよかった。軽自動車だと中で着替えもできた。何人かの方が自転車で古座間味まで行っていたが、暑いと結構きつそうだった。

 

 

古座間味ビーチに到着。売店やシュノーケルレンタルが複数ある。シュノーケルマスクとフィンでレンタル1000円。貴重品コインロッカーもある。

 

 

当たり前だけど海の透明度は高い。海の中に見える黒いところはサンゴ礁で、浜からすぐの浅瀬にもたくさん広がっている。サンゴ礁の周りにはカラフルな魚がたくさん。もちろんライフセーバーさんも常駐していて安心。深いところは10mくらいあるかな。素潜りをしたい人には最適。

 

 

反対の景色。日陰は少なめだけど、開放感と砂浜は最高。

 

 

次は阿真ビーチへ。古座間味のシュノーケルレンタルショップのお兄さんに聞くと、シュノーケルセットを阿真ビーチまで持って行ってもいいよ、とのこと。いい人。古座間味ビーチから阿真ビーチまでの道は山道。途中でバスとすれ違った。バスを利用する人も多いようだ。

 

 

車だと阿真ビーチまで10分もかからない。阿真ビーチの目的はウミガメを見ること。

 

 

到着してから気づいたのだが、ウミガメは満潮時(前後2,3時間)にしかほぼ見られないとのこと。ちなみに私が行った時間は干潮に近く、ほぼ絶望の状況。ライフセーバーのお兄さんも苦笑。

 

 

阿真ビーチ(干潮時)は恐ろしいほどの遠浅。遊泳可能の端までいっても水深1mほど。しかもサンゴが点在しているためまともに泳げない。

 

 

ウミガメは見られないが、古座間味とは一味違った海中で楽しめた。家族連れにもいいかもしれない。やや遊泳可能ゾーンが狭い印象だが、干潮の遠浅だからそう感じたのだろう。ウミガメが見られないなら古座間味ビーチまで戻ろうかとも考えたが、せわしないので阿真ビーチでゆっくり過ごすことにした。ビーチの近くにはちょっとした売店もあり嬉しい。

 

 

阿真ビーチまでの道中には「マリリンの像」がさりげなくある。車やバイクは気づきにくいかも。

 

 

帰りのフェリーに乗る前に、シュノーケルセットと車を返却するが時間が少し余ったので高月山展望台に寄り道。絶景。

 

 

シュノーケルセットと車を返却しても高速船の出発までまだ時間があったので、ランチと同じ売店でかき氷とビールを購入。

 

 

高速船は泊まで50分と早い。自由席だがほぼ満席なので船内の移動はあまりできない。デッキに出ることもできるが、かなり揺れるためすぐに船内に避難した。

 

 

以上、座間味島日帰りでした。絶対また行きたい。